5つの魅力
業界トップ
私たちは、非臨床試験受託における業界トップの企業です。
新日本科学は、1957年に“日本初”の医薬品開発の受託研究機関として鹿児島に誕生しました。以来60年以上にわたり、「前臨床試験受託事業」における確固たる事業基盤を築いてまいりました。
今後も新日本科学グループはオンリーワンの事業価値を提供し続け、あらゆるステークホルダーの皆様の期待に応えていきます。
新日本科学の信頼と実績
グローバル
日本から世界へ
グローバル企業への挑戦
製薬会社が医薬品開発を行う過程で必要不可欠となる、安全性や有効性の試験データを提供する受託研究機関として半世紀以上にわたり飛躍を続けて参りました。
この間、実績を重ねるなかで、SNBLグループは日本、米国、中国、カンボジアとグローバルに事業を展開し、医学分野における一貫した研究受託のサービス体制を確立してまいりました。その総合力を活かしながら、現在では世界中のクライアントが抱えるあらゆる創薬ニーズにお応えするとともに、基礎研究から後期臨床試験に至るまで、医療における研究開発のあらゆる分野において迅速かつ的確にサービスを提供しています。
グローバル事業の取り組み
現在、SNBL CHINA 及び SNBL CAMBODIAに施設を確立しております。
なお、Association for Assessment and Accreditation of Laboratory Animal Care International(国際実験動物管理公認協会:AAALAC International)の完全認証の通知書を受領いたしました。
今後とも、当社グループは、動物福祉について、高い倫理観を維持し、適正な実験および飼育管理を行い、また実験に携わる関係者の労働安全衛生にも配慮して、世界最高水準の施設として精進を続ける所存であります。
グローバル試験に対する人財基盤
様々な国籍の人財が在籍していることに加え、海外拠点で働いていた人財が多数在籍しているため、海外顧客からの試験を幅広く対応することが可能です。
また、海外顧客からの試験に対して、直接的又は間接的に関わることが可能であり、英語を使って国籍問わず活躍できることは、当社の魅力の一つです。日本国内の受託試験のみならず、海外顧客からの受託試験を通じて、グローバルに活躍できる幅広い人財の成長を支援しています。
スペシャリスト集団
私たちは、専門知識と技術を有する スペシャリスト集団です
当社では、医師である経営責任者をはじめ、重要なポジションに医師が配置されています。また、獣医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師など、数多くの医療スペシャリスト達が適切な配置の中でその職責を担っています。確かな知識、熟練の技術、そして豊富な経験、これらの経験に基づく信頼こそが、事業の発展を支える基礎力になるものと信じています。
USAで、知識、技術及び資格を修得したスペシャリスト達
米国の前臨床事業会社(SNBL U.S.A., Ltd.)に、国内の安全性研究所(鹿児島)及び薬物代謝分析センター(和歌山)から職員が出向し、現地で数年の生活を過ごしながら、前臨床試験に従事した経験を有する職員が多数在籍しています。また、in vivo及びin vitroはもちろん、米国勤務者の専門分野も幅広く、専門的な知識に富んだ職員が帰国後もお互いに切磋琢磨しております。言葉の壁をものともせず、米国で培った彼らの技術・知識・資格は、掛けがえのない経験であり大切な財産です。また、これほどの米国勤務者を有する企業は類を見ず、米国で培った技術・知識・資格を経験として昇華して,当社の智慧となっていることは言うまでもありません。
SNBL資格取得者数
女性活躍躍進
鹿児島県初!女性が輝く先進企業2018を取得
当社はこのたび、内閣府男女共同参画局が主催する平成30年度「女性が輝く先進企業表彰」において「内閣総理大臣表彰」を受賞しました。
「女性が輝く先進企業表彰」は、女性が活躍できる職場環境の整備を推進するため、役員・管理職への女性の登用に関する方針、取り組み及び実績と、それらの情報開示において顕著な功績があった企業を表彰するもので、「女性が輝く社会」の実現に寄与することを目的としています。鹿児島県では当社が初めての受賞となります。
受賞の言葉と取り組みの紹介 |
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鹿児島県初! 女性活躍推進法に基づく認定制度「えるぼし」最高評価を取得
当社は、9月30日、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(以下、女性活躍推進法)」に基づく厚生労働大臣認定制度で、最高評価『えるぼし「3段階目」』を取得しました。
本認定制度は、2016年4月1日から施行された「女性活躍推進法」に基づき、厚生労働大臣が女性活躍推進に関する取り組みの実施状況等が優良な企業を認定するものです。「えるぼし」という言葉には、女性への「エール」と、そんな輝く女性が増えていくようにとの願いが込められています。鹿児島県の企業としては第1号の取得となります。
次世代育成支援対策推進法に基づき、雇用環境の整備等にかかる行動計画を策定し、その計画に定めた目標を達成した企業に対して、各都道府県の労働局長が認定をするという制度です。
当社は、平成17年4月~平成21年3月までの行動計画を策定ならびに達成し、平成21年5月11日に鹿児島労働局長から認定を受けております。
新日本託児所 ☆キラキラ☆
2007年12月に女性が結婚や出産によりやむなく退職する状況を改善したいとの思いから、「事業所併設託児所」を設置しました。
現在は幼児が職場近くの託児所で元気に遊んでいます。
女性社員から見た新日本科学
女性が職場において十分な能力を発揮するために必要なものが何か、現場の声を吸い上げることができる仕組みとして「働くなでしこ委員会」を発足(平成26年7月)、女性活躍のための取り組みを推進し、保育料補助制度や半日有給休暇制度の導入(現在は2時間ごと)など、委員会から出された意見に基づいた具体的な制度が制定されています。
また、管理職登用後のフォローアップとして、事業部長や部長との定期面談を実施しており、管理職と能力が十運活かせるようなサポート体制を整えています。
その結果、女性管理職比率は24.6%(2018年)まで増え、2017年には当社初の女性役員が誕生しました。
さらに女性採用比率は56.7%(2018年)と増え続けています。
チャレンジャー
私たちは、新たな分野を切り拓くチャレンジャーです。 新日本科学では、医薬品の研究開発を通したトランスレーショナルリサーチ(TR)事業に取り組み、基礎研究から臨床研究への橋渡しを行っています。また、「環境・生命・人材」を大切にする会社であり続けることを本質的な企業の存在意義としてとらえ、多岐にわたる事業拡大にも挑戦しています。
トランスレーショナルリサーチ(TR)事業
Satsuma社は、当社が経鼻偏頭痛薬(ジヒドロエルゴタミン)を米国で開発するために設立し、当社から経鼻投与基盤技術のジヒドロエルゴタミンへの応用に関わるライセンス導出を行いました。
その後、米国の大手投資会社(RA Capital Management, LLC及び TPG Biotechnology Partners V.L.P.)による評価を経て、2016年12月に総額1,200万ドルの開発資金調達に成功しました。
Satsuma 社は、ジヒドロエルゴタミン経鼻剤の臨床試験を通じてProof-of-Concept(概念実証)の取得を経て、製薬企業へのライセンスアウトまたは一部株式売却による共同保有等で、収益を生み出す予定です。
多岐に渡る事業の拡大
うなぎの安定供給事業
近年のシラスウナギの不漁によって、ウナギの養殖業 は、存続が危機的な状況に追い込まれており、加えて、ウナギの流通の不透明化などが社会的に問題視されています。
こうした様々な事情やこれまでの天然シラスウナギ乱獲によって、ニホンウナギの資源が激減し、国際自然保護連合(IUCN)はニホンウナギを「絶滅危惧種」に指定しました。このため、人工種苗による大量生産技術の確立が強く望まれています。
そこで当社では2014 年にウナギ種苗生産研究部門を立ち上げ、国内のウナギ生産の維持・発展のため、地元の養鰻業の方々とも連携して、シラスウナギを安定的に供給できる事業体制づくりに取り組んでいます。2017年には、独自で開発した内陸部での「閉鎖式循環システム」によるニホンウナギの人工種苗生産に世界で初めて成功しました。