Science Based Targets(SBT)に基づく温室効果ガス削減目標
- 気候変動対応
当社グループは、気候変動への対応を重要な経営課題の一つと位置付け、温室効果ガス(GHG)排出量の削減に取り組んでいます。
当社は2021年に、新日本科学単体を対象としたGHG排出量削減目標を策定し、省エネルギー活動や再生可能エネルギーの活用を推進してきました。
その後、2022年7月の株式会社イナリサーチ(現 新日本科学イナリサーチセンター)のグループ化をはじめとする事業拡大や、近年高まる連結ベースでの気候関連情報開示への要請を踏まえ、2026年5月にグループ連結ベースの新たな温室効果ガス削減目標をScience Based Targets initiative(SBTi)へ申請しました。
現在、申請内容についてSBTiによる検証が進められており、2026年秋頃の認定取得を目指しています。
SBT申請中の目標
Scope1・Scope2
2034年度までにScope1およびScope2の温室効果ガス排出量を、2024年度比で52.62%削減することを目標としています。
Scope3
2031年度までに、購入した製品・サービス、資本財、燃料・エネルギー関連活動および投資に係る排出量の72%を占めるサプライヤーおよび投資先について、科学的根拠に基づく温室効果ガス削減目標(SBT)の設定を促進することを目標としています。
Scope1・Scope2削減に向けた主な取り組み
再生可能エネルギー電力の導入
国内外の各拠点において再生可能エネルギー由来電力の導入を段階的に拡大しています。
2026年4月には、新日本科学イナリサーチセンターにおいて実質100%再生可能エネルギー電力への切り替えを実施しました。これにより、年間約1,700t-CO₂の排出削減を見込んでいます。
今後も各拠点への導入を進め、電力使用に伴う温室効果ガス排出量の削減を推進します。
ボイラー燃料の低炭素化
鹿児島本社では、2027年秋を目途に都市ガスの導入を計画しています。
現在使用しているA重油からLNGへ転換することで、年間約1,000t-CO₂の排出削減を見込んでいます。
Scope3削減に向けた主な取り組み
当社グループのScope3排出量の削減に向けて、排出量への影響が大きいサプライヤーを中心にエンゲージメント活動を実施しています。
また、必要に応じて温室効果ガス排出量の算定支援や情報提供を行い、サプライヤーによる科学的根拠に基づく削減目標の設定と排出削減活動を支援しています。
推進体制
当社グループは、SBTに基づく削減目標の達成に向けて、再生可能エネルギーの導入、省エネルギー活動、燃料転換およびサプライチェーンとの協働を推進し、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。