トップメッセージ
1957年、わが国初の医薬品開発業務受託機関(CRO)として鹿児島に誕生した新日本科学は、「創薬と医療技術の向上を支援し、人類を苦痛から解放する」という使命を掲げ、医薬品開発に関わるライフサイエンスに軸足を置いた独自のビジネスモデルを築いてきました。
創業以来、非臨床試験受託事業において確固たる事業基盤を築き、91年には臨床試験受託分野に事業を拡大、さらに97年には医薬品開発の上流域となる創薬基盤技術を開発するトランスレーショナルリサーチ(TR)事業部門を創設しました。そして、2005年には、経済的利益だけでなくESG/SDGsの観点から社会的利益をバランスして実現するメディポリス事業を開始しました。
現在は、CROとして新しい創薬モダリティ全般において、より良い医薬品・医療をいち早く患者様にお届けするサポートビジネスをグローバルに展開するとともに、TR事業の一環として当社と志を同じくする優れたバイオベンチャーに資本参加し経営支援する新事業にも積極的に取り組んでおり、これまでに複数のバイオベンチャーが国内外で株式上場しています。これらの成功したバイオベンチャーが大手製薬企業と共同開発を行ったり、ライセンスアウトしたりすることで、当社は他のCROにはできない新薬開発支援の実績を重ねてまいりました。
「わたしも幸せ、あなたも幸せ、みんな幸せ」のスローガンのもと、企業価値の向上に取り組んでまいります。ステークホルダーの皆さまにおかれましては、引続きご支援とご鞭撻を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。
株式会社新日本科学
代表取締役会長兼社長