はやわかり新日本科学

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早わかりガイド

Q. 新日本科学って何をしている会社ですか?

医薬品の研究開発を製薬企業から受託する事業を中心としたライフサイエンス分野に軸足を置き、主に以下の3つの事業を展開しています。


  1. 医薬品開発のすべての過程を受託するCRO事業
  2. 独自に開発した経鼻製剤の投与基盤技術を用いた新薬の研究開発、ならびに国内外の大学・研究機関などの有望なシーズや画期的技術を発掘し、研究開発をサポートするTR事業
  3. 鹿児島県の自然資本を生かした環境に配慮したメディポリス事業(社会的利益創出事業)

医薬品開発における一般的な流れ(過程)は以下のとおりです。

医薬品開発の流れのイメージ画像
Q. 新日本科学の強みを教えてください。

当社は日本初の非臨床CROです。非臨床から臨床まで一気通貫し、グローバルに展開しています。詳しくは事業内容をご覧ください。

Q. TR事業とはどのような事業ですか?

TR(トランスレーショナル・リサーチ)とは、基礎研究から臨床現場への「橋渡し研究」を意味します。新日本科学では、国内外の大学、バイオベンチャーなどにおける基礎研究から生まれる有望なシーズや画期的な新技術を発掘し、付加価値を高めて事業化へ繋げる事業を展開しています。加えて、独自に開発した経鼻投与基盤技術を応用した新薬開発を行っています。詳しくはこちらをご覧ください。

Q. 会社の沿革を教えてください。

新日本科学は1957年に鹿児島市で創業しました。日本初のCROとして事業を展開し、2004年に東京証券取引所に上場、2022年から東証プライム市場上場企業となっています。従業員数は関連企業を含めたグループ全体で2,000名を超えています。

Q. 業績の詳細を教えてください。

2024年3月期は連結ベースで売上高264.5億円、営業利益34.7億円、経常利益63.9億円、親会社株主に帰属する当期純利益は39.7億円を計上しました。引き続き主力のCRO事業がけん引し、売上高は2期連続で過去最高を更新しました。4期連続して過去最高益を更新していた営業利益は、41.6億円と前年度比10.8億円(20.6%)の減益となりましたが、これは昨年6月に買収したSatsuma社の半期分の経費13.4億円が計上されたことが主因です。戦略的に大型先行投資を行ったことによるコストアップも、減益要因の一つです。配当は、過去最高となる一株当たり50円を維持しています。

Q. どのような人が働いていますか?

新日本科学では約半数を女性社員が占めており、鹿児島県外からはもちろんのこと、様々な国籍の方が働いています。理系に限らず、広い分野で数多くのスペシャリスト達が、事業の発展をささえています。詳しくはこちらをご覧ください。

Q. 拠点はどこにありますか?

鹿児島、和歌山、東京、大阪、長野に加え、海外ではアメリカ、カンボジア等に拠点を有しています。海外のお客様からも多数お仕事をご依頼いただいており、グローバル企業として躍進しています。詳しくはこちらをご覧ください。

Q. どのような会社を目指していますか?

「みんなが幸せに楽しく働ける会社」を目指して新たな取り組みを積極的に進めています。当社は「人財」こそが、競争優位性を築き、他社との差別化ができる最重要な戦略コアと考えており、経営の根幹は「人を育てること」と考えています。詳しくはこちらをご覧ください。

Q. 企業として、どのような社会貢献活動をしていますか?

鹿児島市平川動物公園の人気者・ホワイトタイガー。実は新日本科学が寄贈したものです。当社はJ2で活躍する地元のサッカークラブチーム「鹿児島ユナイテッドFC」のオフィシャルトップパートナーとして、サッカーを通じた地域活性化、国際親善にも貢献しています。メディポリス国際陽子線治療センターは、当社が設立を支援し、運営をサポートしております。ここでは、5300人以上のがん患者さんの治療を行い、QOL(生活の質)向上に寄与しています。インターナショナルスクールのヴェリタス学園は、当社が運営支援を行っており、子供たち(0歳~6歳)のマルチカルチャー教育を支援しています。海外では、カンボジアにフリースクールを開設し、200名ほどの子供たちが学んでいます。ブータン王国には乳幼児の死亡率を改善するためにヨーグルト・チーズ工場を建設しました。詳しくはこちらをご覧ください。