平成30年度 女性が輝く先進企業表彰「内閣総理大臣表彰」受賞のお知らせ
- お知らせ
当社はこのたび、内閣府男女共同参画局が主催する平成30年度「女性が輝く先進企業表彰」において「内閣総理大臣表彰」を受賞しましたのでお知らせいたします。
「女性が輝く先進企業表彰」は、女性が活躍できる職場環境の整備を推進するため、役員・管理職への女性の登用に関する方針、取り組み及び実績と、それらの情報開示において顕著な功績があった企業を表彰するもので、「女性が輝く社会」の実現に寄与することを目的としています。鹿児島県では当社が初めての受賞となります。
当社は、女性が働きやすい環境をつくるには、女性目線が重要と考え、女性だけで作った「働くなでしこ委員会」を組織し、現場の声としてあがった50個の改善項目を具現化してきました。その結果、女性職員数は安定的に増加し、女性比率が徐々に高まって今では5割を超え、売り上げと資本増加につながっております。また、女性管理職比率の将来目標を設定し、ホームページにその比率の推移を開示しました。加えて、女性の健康管理にも力を入れており、保健師を常勤で採用して女性特有の疾病セミナーを継続的に行っています。また、婦人科のがん検診を定期健診に追加するなど、がんの早期発見と治療を実践しました。この活動の成果として、これまでにがんと診断された全員が職場復帰しております。このような「女性の活躍に関する情報開示」、「職場環境改善」、「女性の管理職への積極的な登用」、「健康支援」など、さまざまな取り組みを進めてまいりました。
一方、経営理念として「私も幸せ、あなたも幸せ、みんな幸せ」というスローガンを掲げ、自己視点だけでなく、相手の視点、社会の視点を持つことの大切さを組織に浸透させております。これは、すべての社員が生き生きと輝きながら成長でき、その能力を十分に発揮できる企業風土を醸成することを目指すものです。一連の取り組みで、ダイバーシティ社会の一員としての自覚が生まれてきていると考えております。
今回の受賞を大きな励みに、性別はもとより、人種、年齢、障がいの有無などに関わりなく、個々人が二人称、三人称の視点を持って互いに尊重し、互いを受け入れて理解し合うことで、誰もが働きやすく、それぞれの強みを活かすことができる職場環境の実現を目指します。さらに、女性活躍の輪が大きく広がることを願って、積極的に社外にも情報を発信して参ります。
女性が輝く先進企業表彰 表彰式-平成30年12月17日 – 政府インターネットテレビ