地域の森林組合と連携した社有林の保全とCO₂吸収への貢献
- 生物多様性保全
地域とともに取り組む社有林の保全
当社は、指宿に約300haの社有林を保有しています。地域の森林組合と連携し、当社が保有する社有林の適切な管理・保全に取り組んでいます。
間伐などの日々の森林管理を組合の専門家に委託すると同時に、社有林から発生した間伐材等は森林組合に提供しています。社有林から生産された木材は地元の小学校の建築材として活用されるなど、地域林業にも貢献しています。
また、この取組みは、森林の健全な育成を通じて地域環境の保全に貢献するとともに、森林が有する二酸化炭素(CO₂)の吸収・固定機能を活かし、気候変動への対応にも寄与するものです。

CO2吸収・蓄積量の評価
八千代エンジニヤリング株式会社により、当社が保有する社有林を対象として、
■1年間に吸収・固定されるCO₂量
■これまでに森林内に蓄積されてきたCO₂量
について、森林簿データや公的な温室効果ガス算定係数等を用いた定量的な評価を実施しました。
評価の結果、当社が保有する社有林全体では、
■年間約1,650t-CO₂を吸収・固定していること
■これまでに森林内に約13万t-CO₂相当の炭素が蓄積されていること
が確認されました(※2025年時点評価)。
これらの数値は、社有林の保全が中長期的に温室効果ガス削減に資する自然由来のカーボンシンクとして機能していることを示しています。
環境省「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」によると日本における1世帯あたりの年間CO₂排出量は、約2.59 t-CO₂/年 とされており、これまでに当社の社有林に蓄積された約13万t-CO₂は、日本の一般的な家庭約5万世帯が1年間に排出するCO₂量に相当します。